調査 / レポート
1回目:500円から始められる毎月寄付10選ー新人コンサルタントのFR学習帳
はじめに
今回から本格的に新人FR新人コンサルタントのFR学習帳をスタートします。第1回目は、500円から始められる毎月寄付です。
私は以前、こんなニュースを目にしました。2020年7月14日、タレントの指原莉乃さんが豪雨被害を受けた大分県に1,000万円を寄付というニュースです。正直、私は、「かっこいい」と感じる反面、「私にはできない」と諦める気持ちになりました。しかし、時が経ち、今は、多額な寄付をすることは難しくても、少額でもコツコツ寄付することはできると思い直すようになりました。
今回は、そんな私が入社前から耳なじみのあった団体の中から、500円から寄付できる団体に絞って10団体をご紹介します。
500円から選択できる寄付先5選
まず、500円から寄付できる団体を5つご紹介します。皆さんがご存じの団体もあれば、私のように、ファンドレイジングの入り口に立ったばかりの新人の方であれば、はじめて聞く方もいらっしゃるかもしれません。
ぜひ多種多様な目線でご一読ください。
一般財団法人あしなが育英会
(一般財団法人あしなが育英会,https://www.ashinaga.org)
一般財団法人あしなが育英会(https://www.ashinaga.org)は、災害などで親を亡くされたり、障がいなどで親が十分には働けなかったりする子どもへの奨学金や支援を行っています。ここでは、500円から毎月寄付を選択でき、その資金の使い途も5つの中から選ぶことができます。
1つ目は、あしなが育英会の活動全般、2つ目は、国内遺児の奨学金、3つ目は、その心のケアです。さらに、4つ目は、東日本大震災遺児支援、5つ目はアフリカ遺児の教育支援です。
このように国内外を問わず、具体的な支援を5つの中から選べることは、より自分自身の関心ごとに近い寄付をすることになるのではないでしょうか。
学校法人日本盲話学校
(学校法人日本盲話学校,https://nrg.ac.jp/support/credit.html)
学校法人日本盲話学校(https://nrg.ac.jp/support/credit.html)は、0歳から15歳までの聴覚障がい児の方の学校です。生徒がマンツーマンで担当教師と毎日話すといった対話を中心とした教育だけでなく、毎朝、補聴器をチェックする点検も必ず行っています。
本団体の支援において、毎月500円の寄付だけでなく、毎年5,000円の寄付も選択できます。
公益財団法人認知症予防財団
(公益財団法人認知症予防財団,https://www.mainichi.co.jp/ninchishou/)
公益財団法人認知症予防財団(https://www.mainichi.co.jp/ninchishou/)は、認知症予防に関するシンポジウム開催といった啓発事業や調査研究報告などを行なっています。
「認知症110番」という認知症や介護の悩みを専門家の方に無料で電話相談でき、月額500円の寄付は「認知症110番」に絞っていることが特徴です。
特定非営利活動法人ゴールドリボン
(特定非営利活動法人ゴールドリボン,https://www.goldribbon.jp)
特定非営利活動法人ゴールドリボン(https://www.goldribbon.jp)は、小児がんの子どもたちを中心に小児がん経験者やご家族のサポートを行なっています。ゴールドの理由は、子どもを国の宝と考えているからで、そのシンボルマークにゴールドリボンを活用しています。
ゴールドリボンでは、毎月500円の寄付だけでなく、他サービスを通して送料無料で古本や物品の寄付なども受け付けています。
特定非営利活動法人TABLE FOR TWO
(特定非営利活動法人TABLE FOR TWO,https://jp.tablefor2.org)
特定非営利活動法人TABLE FOR TWO(https://jp.tablefor2.org)は、食と健康の社会課題、世界中の飢餓や栄養失調、肥満や生活習慣病などに取り組んでいます。
本団体の毎月500円からの寄付には、500円で子ども1人に1カ月分の栄養ある給食を届けられると記載されています。また、寄付の使途を運営費と給食のどちらかを選ぶこともできます。
自由選択で寄付できる寄付先3選
次に、金額を自由に選択し寄付できる団体を3つご紹介します。
まずは、公益財団法人日本ユニセフ協会(https://www.unicef.or.jp)です。街頭でも目にすることが多いのではないでしょうか。次に、日本赤十字社(https://www.jrc.or.jp)です。皆さんも一度は献血を行なったことがあるのではないでしょうか。最後に、社会福祉法人中央共同募金会(https://www.akaihane.or.jp)です。聞き馴染みがないかもしれませんが、赤い羽共同募金の運営団体です。
これらの団体のように、自由に金額を指定して寄付することもできる団体が存在しています。私は、こうした自由選択の金額に毎月500円と指定することもコツコツ少額寄付になると思っています。
(公益財団法人日本ユニセフ協会,https://www.unicef.or.jp)
月々500円以下で寄付できる寄付先2選
最後に、月額500円以下で寄付できる団体を2つ紹介します。
1つ目は、特定非営利活動法人子どもNPOセンター福岡(https://npoccf.jp)です。ここでは毎月ではなく、2カ月に1回500円の寄付ができます。子育てや教育に関心ある方には、お財布に優しい寄付なのかもしれません。
2つ目は、特定非営利活動法人荒川クリーンエイド・フォーラム(https://cleanaid.jp)です。この団体は、荒川だけでなく、広く河川ごみや川の水質や環境問題に取り組んでいて、なんと月額100円から寄付できます。私は、同じワンコインでも500円玉寄付もあれば100円玉寄付もあると知りませんでした。
こぼれ話ですが、今回の記事をワンコイン寄付と題しなかった理由は、このように100円玉寄付があることを調べていく中で知ったからです。いやはや、FR学習帳らしく、勉強の日々です。
おわりに
さて、皆さん、毎月寄付10選はいかがでしたでしょうか。
私は、少額でもコツコツ寄付は私でもできる寄付だと思っています。ぜひ今回紹介した団体以外にも皆さんがご存じの月額500円から始められる団体がございましたら、私、新人FRコンサルタントの曽根までお教えください。
第2回目の記事は「私の寄付先を公開します」です。来月12月は寄付月間。お楽しみに。
新人コンサルタントのFR学習帳
▷ #12 さようなら新人ファンドレイジングコンサルタント
▷ #11 ファンドレイジングコンサルタント1年目が読んだ8冊の必読書
▷ #10 ファンドレイジングでよく聞く横文字7選
▷ #9 ファンドレイジングに役立つ!事業戦略・マーケティング戦略7選
▷ #8 ファンドレイジングに役立つ!経営戦略フレームワーク12選
▷ #7 Chat GPTにファンドレイジングについて3つ質問してみた
▷ #6 わたしのクラウドファンディング体験記
▷ #5 ぜんぶ観ました!FRJ2023ファンドレイジング日本
▷ #4 My寄付ルール1.0
▷ #3 バースデードネーションとは?
▷ #2 私の寄付先を公開します。
▷ #1 500円から始められる毎月寄付10選
▷ #0 私は、新人コンサルタントの曽根拓也です。