お知らせ

博物館・美術館に特化したコンサルティングサービス開始のお知らせ

2024.5.24

株式会社ファンドレックスはこの度、博物館、美術館、および文化施設に特化したファンドレイジング・コンサルティングサービスを開始いたします。

当サービスは、文化施設の資金調達能力を強化し、持続可能な発展を支えることを目的とし、当社はその戦略的パートナーとして、専門的なサポートを提供します。

施設それぞれの強みを活かすため、綿密な調査・ヒアリングを行ったうえでファンドレイジング戦略を策定し、施設の魅力を最大限に活かしながら、新たな資金源を確保し、来場者数の増加を図ります。さらに寄付者管理、イベント企画、グラント申請などの実行サポートに、当社の得意とするデータドリブン・アプローチを取り入れることで、ターゲットとする寄付者層に最適化したマーケティング計画を構築し、効果的なファンドレイジングの実現を目指します。

サービスご利用の主なメリットは、以下の通りです。

組織的なファンドレイジング計画の策定と実行による、より大きな寄付金の獲得。
イベントとキャンペーンの効果的な管理及び分析を通じた、寄付者との関係深化と長期的な関係構築の促進。
事業収入拡大、寄付金獲得、助成金獲得も視野に入れた、財政的基盤の強化。

文化施設が今日の挑戦を乗り越え、将来にわたって繁栄していくためには、戦略的かつ効果的なファンドレイジングが不可欠です。当社では、皆様の価値ある事業にファンドレイジングの柱を追加するお手伝いをいたします。

サービスの進め方

戦略策定（3～4カ月間）

市場調査分析、成長可能性調査分析、関係者ヒアリングなどを行い、短期・中期・長期のゴールを設定します。優先対応事業を考えながら、総合戦略（マスタープラン）を策定します。

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アクションの詳細設計（3～4カ月間）

総合戦略に沿って、1年～3年間の具体的なアクションプランを設計します。オンラインファンドレイジングの仕組み化や助成金の獲得など、事前準備に時間がかかる施策については、この時点から設計や書類作成に着手するケースもあります。

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実行支援（1年〜3年）

1ヶ月に1～2回のペースで定例ミーティングを設け、アクションプランの進捗管理や、都度発生する疑問や課題の解決を行います。パートナー開拓、イベント開催支援、コミュニケーション最適化支援、戦略の見直し・改善などを行いながら、事業が目指すゴールを達成するための持続可能な仕組みづくりを行います。

ファンドレックスの今までの実績

お客様の声　墨田区　すみだ北斎美術館

葛飾北斎は、東京23区の中の墨田区に生誕し、この地でほとんどの創作活動が行われました。その偉業を顕彰するための美術館建設プロジェクトは、昭和から平成という元号に変わるときに企画されました。紆余曲折の上に、開設のための予算がついたのは、平成26年度。しかし、開館までの約3年間で5億円の寄付を募ることが条件となりました。これにあわせ墨田区は、ファンドレックスに寄付募集のためのマスタープラン作成を依頼しました。その結果、5億円のミッションは達成、平成28年11月にすみだ北斎美術館は開館しました。開館から2年が経過し、寄付総額は約9億7,000万円、美術館入館者数は56万人を超え、地域での文化プロジェクトも拡がってきています。ファンドレイジングを通じて学んだのは、それがシティプロモーションそのものであったこと。気持ちの伝え方、共感を得るということが最も大切であったことです。そして改めて、北斎は、世界に通じる偉業を達成した人であることを実感しました。寄付がないと美術館がつくれない、ではなく、この美術館をつくったら、日本が変わる、世界の宝を墨田区が守ろうとしているというメッセージを伝えることができたことが、結果につながったのだと思います。

ファンドレックスのWebサイトでは、文化芸術振興のファンドレイジングに関する様々な記事を掲載しております。

以下のリンクにてご覧いただけますので、ぜひお読みください。

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